こちらは白地が爽やかな印象の花柄フラメンコ衣装です。
お花は赤く大きなカーネーションです。
カーネーションはスペイン語でクラベル(クラベリータで小さなカーネーションの意)と言いまして、フラメンコの花として薔薇よりも一般的みたいです。
タンゴの歌詞の中にも頭にカーネーションを付けてている女性のことが歌われています。
わたしも、むか~し、スペインに行ったとき、フラメンコショップで買い物したら
おまけにカーネーションの造花をもらいました。
日本ではフラメンコといえば、薔薇ですよね。
「バラをくわえておどる」という印象も強いですし。。。
くわえないですけどね(^_-)-☆
話が衣裳からそれてしまいましたね。
胸元と裾には深い赤色のフリルをたくさんつけてみました。
メインの生地のカーネーションの色と合っていて良かったです!
チョーカーは黒いレース生地で簡単に作ってみました♪
黄緑色のレースを使ったエレガントな印象のドレスです。
胸元の切り替えにすこし苦労しました。
仮縫いで何度も着てもらって合わせていきました。
画像では良く分からないかもしれませんが、生地はペイズリー的なもようのなかに鳥の柄があしらわれていて、とても個性的です。
裾はレースの端部分のスカラップを利用してみました。レースの部分だけギャザータイプのフリルになっています。
メインの生地にデニムを使った個性的でオシャレなフラメンコ衣裳。ツーピースです。
上着に真中に使った生地はかわいい手書き風花柄で、大きなお花の色がデニムの色にピッタリだと思い、合わせてみました。
フリルの黄色も、別のお花の色と合わせてみて決めました。画像では分かりにくいですが、黄色に小さなパープルの水玉があしらわれています。
黄色や青でも生地によって色味が全然違うので、色合わせには気を使います。
フラメンコ衣裳にはコチーボと呼ばれる化繊が最もよく使われますが、デニムという異素材を合わせることで個性的になりました。
アレグリアスを踊るために自分用に作りました。
今回生地をわざわざ買うことはせず、あったもので工夫しています。生地の組み合わせを考えるのが楽しくて仕方ありません♪
赤と白で可愛らしい生地なのでデザインは大人っぽく甘さを抑えてみました。
襟もとのフレコ(フリンジ)は手縫いで軽く縫い付けてあります。洗濯の時は取ったほうが良いですから(^_-)-☆
こんにちは♪
フラメンコ教室アンダルシアNATSUMIの手作りフラメンコ衣裳のご紹介のページへようこそ!
今回ご紹介いたしますのは、パープルにオレンジの薔薇が鮮やかな生地で作りましたファルダ・デ・コリンです。
コリンとはスカートのすそ部分が長めになってるスカートのことを言います。
ファルダとはスカートのことです。
画像では見えませんが、ファルダ部分にはすべて木綿の生地で裏打ちしています(とにかく大きな型紙ですから面倒です…)。
そして、スカートの中側にも、カンカンと呼ばれる固めの布で作ったフリルがたくさんついているんです!
したがってミルフィーユのようなすそ部分の形状を保たせることができるのです。
実際に吐いて踊る時は、裾を足で蹴り上げたり、巻き付けたりなどの技があります。
とても華やかで、大きな舞台にピッタリです。
アレグリアスやロメーラを踊る時にいかがでしょうか?
こちらは生徒さんの群舞用でしたので、他にも色違いを4着制作させていただきました。
コリンはスカートの前部分から横にかけての裾の長さが身長に合っていなければ踊りにくいので、
なかなか市販のものだと難しいみたいですね。
ずいぶん前に作成した作品ですが・・・
カラフルな水玉にストライプ柄のフリルのツーピースです。
よく見ると水玉の中にもストライプが隠れています!
スペイン製の生地には個性的で可愛い代わり水玉がたくさんありますよ!
毎年、新作の生地が出てきますので目移りしてしまいます。
フラメンコの衣裳はコチーボとよばれる化繊がよく使われます。
コチーボは、しわになりにくく、適度なハリがあるのでフリルの形がきれいに出ます。