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フラメンコのコンパス~その2
みなさんこんにちは♪
フラメンコ教室アンダルシアのブログへようこそ!
前回に引き続き、フラメンコのコンパスのお話しをしていきましょう。
フラメンコは指揮者もおらず、また楽譜を使わずに、ギター、歌い手、踊り手の3者がどのように曲を理解しているのか?
ということでしたね。
~♬~☆~♪~♬~☆~♪~♬~☆~♪~♬~☆~♪~♬~☆~♪~♬~☆~♪
フラメンコを演じる人々の共通の理解となるのが、前回からお話しさせていただいて「コンパス」なんです。
例えばアレグリアスを踊る時は、伴奏のギタリストさん、歌い手さんにこのように伝えます。
(構成は一例です)
「最初はカンテ・サリーダをお願いします。カンテ・サリーダが終わったら舞台中央に移動して
ジャマーダをします。ジャマーダは2コンパスあります。ジャマーダの後すぐに1唄入ってください。
1唄が終わりましたら2コンパス弾いてください。そのまま足に移ります。
足はこんな感じで締めますのでお願いします。
ジャマーダをしますので2唄をください。1コンパス唄ったらレマーテを入れます。
2唄終りでジャマーダをしますので、締めてください。
シレンシオは11コンパスあります。終りの2コンパスでスピードを上げてください。
ジャマーダをしたらエストリビージョの唄をください。
ジャマーダをしたら締めて、一回コンパスを切ってください。
エスコビージャは私から始めます。
スビーダは4コンパスです。そのままブレリアに移ります。
ブレリア唄は1つでレマーテなしです。
舞台下手(しもて)のほうにはけていきますので、お願いします。」
ざっとこんな感じでお伝えすれば、思った構成どうり伴奏してもらえます。
ジャマーダとか、レマーテとか専門的なスペイン語がたくさん出てきましたが、
これらの説明はまた後の機会にさせていただくとして、今回はコンパスの説明をしましょう。
オレンジ色で示した部分は、曲の中で何をやるかコンパスを使って長さを説明しているところです。
2コンパスというと、
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12
これだけの長さがあります。
その間ギターの基本的な伴奏を弾いてもらうとか、その間決まった足のリズムを打つというときに使います。
面白いことに、40コンパスやります、とか100コンパス続けますのでよろしく、などと言うことはありません。
プロのフラメンコダンサーは足技の部分がすご~く長いことはありますけど、そんな風には伝えていないです。
数えるの大変ですからね!
そういう時は、終わる時はこんな風にやるからコンパスを切ってくれ!という感じにお伝えするはずです。
そう、緑色で示した部分がその例の使い方です。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12 (動作で示す)
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10 ←締め
アレグリアスの場合、締めは10です。
ひとつかふたつ前のコンパスで次に締める約束の動作を示しておくと、
お約束通り、10で弾くのをやめてくれます。
順番が前後しましたが、足技などまとまった動作をする時には、
青で示したような使い方をして、コンパスの位置を伝え、テンポなどの変化をつけると良いでしょう。
ちょっと難しい話になってきましたね。
もちろんフラメンコ練習生の皆さんは自分で説明できなくても先生が伝えてくれるので大丈夫です。
それでも、わかっているほうがいいですよ(^_-)-☆
最後に、ピンク色で示したような使い方をする時です。
「エスコビージャ(足を使ったリズム部分)は私(ダンサー)から始めます。」
というくだり。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12
エスコビージャに入る前、コンパスが切れていて無音の状態になっているとします。
誰かが音を出さなければなりませんよね?
「せーの」と言うわけにもいきませんし。
ダンサーから始める場合は、例えばコンパスの下線で示した部分、1・2・3・までを足音を出したら、
それを聞いてギターやパルマ(手拍子)の伴奏者が4あたりから入ってくる、ということです。
もちろんギターからはじめて、後でダンサーが入る場合もあります。
このように楽譜がなくても、また指揮者がいなくても、
ダンサー、ギター、歌い手、パルマが一丸となって一つの曲を演じることができるわけです。
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フラメンコを踊るためにはコンパスの理解が非常に大切です。
フラメンコ教室アンダルシアでは各クラスの課題曲について、単純に振付を覚えるだけではなく、
コンパスを理解できるように指導させていただいています。
文章で書くと難しそうに感じられてしまいますが、
歌うようにアクセントをつけて数えるだけなので、
いちど覚えてしまえば簡単ですよ♪
フラメンコのコンパス~その1
フラメンコ教室アンダルシアのブログでは、フラメンコ練習生の方に役立つ基礎的なフラメンコの知識や情報などを提供していきたいと思います。
フラメンコを習い始めた方に少しでもお役に立てましたら幸いです。
ご質問などありましたら、コメント欄からご連絡ください♪
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今回はフラメンコにとって最も重要な概念である「コンパス」についてお話ししていきましょう。
「コンパス」とは簡単に言うとフラメンコのリズム形式です。 方向を調べる「コンパス」と同様、フラメンコのコンパスも回転します。
つまり、コンパスには始まりと終わりがあるということです。 コンパスは数字を使って数えていきます。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12 これは1で始まり、12で終わる形式のコンパスです(以後12のグループと呼びます)。
ソレア、アレグリアス、ブレリアなどがあります。
次は、 1・2・3・4・5・6・7・8 これは1で始まり、8で終わるコンパスの形式です(以後8のグループと呼びます)。
タンゴ系の曲種がこのグループになります。
最後に、 1・2・3・4・5・6 1で始まり、6で終わるコンパス形式(以後6のグループと呼びます)。
セビジャーナス、ファンダンゴ・デ・ウエルバがこのグループです。
このようにフラメンコの曲種ごとにコンパスの種類が異なり、グループ分けが出来ます。
終わる数字がグループごとに違いますね?
終りの数字まで行ったら、また始まりの数字に戻りますので、回転するという表現をしました。
はじめの数字から終りの数字までを<1コンパス>と数えます。
例えば4コンパスだったら、1から終りの数字まで4回繰り返すということですね。
ここまでお分かりいただけましたでしょうか(^^)
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さて、お次はコンパスの中でアクセントがどのように置かれているか、 そして<コンパスの締め>の意味についてお話しします。
どの種類のコンパス形式にも、基本のアクセントがあります。 12のグループのアクセントはオレンジ色の数字のところがアクセントになります。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12
そして、締めは10と決まっています。 次のコンパスに続くときは12まで進んでよいのですが、曲の終りや、一時停止するときは必ず10です<締め>。
8のグループのアクセントはこうです。 1・2・3・4・5・6・7・8 (基本形) 締めは7です。
6のグループ(セビジャーナスの場合) 1・2・3・4・5・6 締めは4です。
実際には曲種によってテンポも全然違いますし、裏拍も入ってきますから、アクセントが移動したりして もっとバリエーションが豊かになります。
ところで「コンパス」ってすごく便利なんです!
フラメンコでは基本、楽譜を使いません。 フラメンコは一人で演じるものではないですよね!
ギター、カンテ(唄)、パルマ(手拍子)のバックのメンバーと踊り手が一体となって一つの曲を演じるわけです。
楽譜を使わずに皆さんどうやって曲を理解しているのでしょう?
続きは次回!
フラメンコライブ in DanTe 満員御礼!

☆フラメンコ教室アンダルシア ライブレポ☆
2015年6月27日(土)一宮市奥町の珈琲専門店 DanTe にてフラメンコライブが行われました。ギターに豊岡弘行(TOY)さん、カンテに伊奈山知永さんをお迎えし、フラメンコ教室アンダルシアでは久しぶりの生演奏ライブでした。
当日は朝10時からスタジオでリハーサル。1時間しか時間が取れないので1曲につき1回通すだけになりました。ただ今回初披露となるファルーカは、途中でテンポが速くなる箇所が何度もあるのでギター、カンテとの打ち合わせは比較的念入りにしました。
舞台設営組のメンバーは先に出発、後からコンパネ(板)や椅子、衣装などを軽トラ(お友達が貸してくれました。感謝!)に積んで出発。12時にはDanTeさんに到着。まだぽつぽつと雨が降っていました。
メンバー力を合わせて舞台が出来上がりました。今回は11人で踊る場面があるのでコンパネも枚数が多いです。飾りつけもスペインっぽさが出るよう工夫しました。お客様が良く見えるようテーブルは使わず、客席は椅子だけ並べるという形に。
開演30分前あたりからお客様が見え始めました。出演者もメイク、着替えなど忙しくなってきます。あっという間に一階の座席は埋まってしまい、2階席にもお客様が入られました。
14時。ライブの始まりです。
最初の曲は全員参加のファンダンゴ。カスタネットも使い、賑やかな幕開けです。ピアノ演奏曲はバッハのインベンション#1・#4、モーツァルトのソナタ第一楽章。フラメンコと対照的な静かな落ち着いた音色にお客様も耳を傾けていらっしゃいました。
続いてタンゴ。赤と黒の衣裳に身を包んだ4人が踊ります。この曲はもう3年くらい練習しているでしょうか。ライブやお祭りで披露する機会も多い曲です。
次にガロティン。わたくしNATSUMIも加わり、7人で踊りました。ガロティンのメンバーはフラメンコ歴2~3年。それまではファンダンゴやルンバ、セビジャーナスといった短めの曲を習っていたので、ガロティンのようなしっかりとした構成の曲に挑戦し、披露するのは初めてでした。緊張しているメンバーもいましたが、練習の成果が出て良い仕上がりになったと思います!
続いてのグアヒーラは二人で踊りました。白いアバニコが爽やかな印象でした。後半はコロンビアーナという明るい4拍子に変わります。足技、アバニコの技もふんだんに使っているので難易度が高い曲になりましたが、大変息があっており、気持ちがこもっていました。
次のルンバは「ラ・タララ」という曲で6人が踊りました。とてもノリが良く、思わず口ずさみたくなる曲です。
2回目ピアノはインベンション#8・#13。
続いての曲はファルーカ。青いシャツに黒いベストとスカートで揃えた3人のメンバーが踊りました。いつもは5人でレッスンしているのですが、今回は3人でのフォーメーションです。どちらも覚えなくてはならないので大変だったと思います。曲としてもテンポの変化があるので踊るのは難しい曲ですが、よく頑張りました。
最後のピアノ演奏はショパンのノクターン。ショパンは6月の雰囲気によく合いますね♪
NATSUMIソロのアレグリアス。実はアレグリアスは自分が生徒時代、初めてソロに挑戦した曲です。初心に帰るつもりで踊らせていただきました。
フィナーレはおなじみセビジャーナス。賑やかに舞台は終了しました。
個人的な話になりますが今回は20年ぶりに合う知人が遠くから来てくれました。本当に嬉しかったです♪きっと何年たっても忘れないことでしょう。
会場に足を運んでくださったお客様、関係者の皆様たいへんありがとうございました!
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********プログラム**********************
出演
ギター 豊岡弘行(TOY)
カンテ 伊奈山知永
踊り NATSUMI・アンダルシアフラメンコ教室研究生
ピアノ演奏 森本眞
1.ファンダンゴ・デ・ウエルバ
スペイン南部の民謡が元になった舞曲です。
~ピアノ演奏~
2.タンゴ
フラメンコのタンゴは軽快な4拍子ながらも粘りのある歌が特徴です。
3.ガロティン
小粋な帽子によく似合う、陽気で親しみやすいメロディー。スペイン北部の民謡が起源となっている曲です。
4.グアヒーラ
16世紀に占領地から帰還するスペイン兵によってもたらされた曲でキューバの人々や生活を題材としています。南国的な雰囲気の漂う優雅な曲。
5.ルンバ
歌詞に登場する「タララ」は女の子の名前。軽快なリズムに乗せた哀愁漂うこの曲は、日本人の感性に大変合っていると言えるでしょう。
~ピアノ演奏~
6.ファルーカ
男性が踊るナンバーですが、最近では女性もよく踊るようになりました。直線的な動きが特徴です。
~ピアノ演奏~
7.アレグリアス NATSUMI
港町カディスで生まれたこの曲は「喜び」を意味しています。明るい曲ですが、中間部では「シレンシオ(静寂)」と呼ばれる部分があります。
8.セビジャーナス
スペイン南部の都市セビージャの春祭りで踊られる曲。二人一組になって楽しく踊ります。
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フラメンコ教室アンダルシアをHPリニューアルしました。
フラメンコ教室アンダルシアHPへようこそ!
HPをリニューアルし、基本的な教室の情報に加えて、画像も使い、教室の雰囲気をわかりやすくお伝えできるように工夫しました。
また、フラメンコについて知って頂けるよう、フラメンコ豆知識のページを新たに作成しました。これからブログでフラメンコについての情報、フラメンコ教室アンダルシアの活動報告など、いろいろ発信していきたいと思っておりますので、時々チェックしてくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします。









